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もちろん、皆様の大切なお子様をお預かりしています。最初から「怪我をします」とお伝えしているわけではありませんし、より危険な害虫は駆除も行います。しかし、今の時代、幼少期の大部分を過ごす園の役割は、昔の時代には普通にあったように、ある程度管理された中ではありますが、遊びの中にも危険を感じ、自分で回避する能力を育むことも大切と考えています。
こどもの森
当園の園庭は‟こどもの森”といいます。
森のある園庭を考えるにあたって、一番悩んだことは「自然をどこまで残すか?」という事でした。
自然というのは本来人間にとって‟都合のいいもの”ではありません。
ですから、園庭を全て安全に、人間にとって都合のいいものにすればするほど、自然は自然でなくなり、人工的・人工物となってしまいます。
つまり、「自然には危険も伴う」という事です。
大切な役割
園庭にはブルーベリーの木々があります。
ブルベリーは「虫媒花(ちゅうばいか)」のため、実がなるにはミツバチなどの昆虫の力をかりて受粉を行います。
何気なく口にしているブルーベリーが実るためには、私たちが普段嫌う虫たちも大切な役割を果たしている場合があります。
移りゆく中で育つ
「こどもの森」の一番の魅力は、季節が変わるたびに移りゆく景色、そして自然を通して「新しい命が生まれ、そしてやがては土に帰っていくサイクル」を体験できるところです。
そして、森は生きている
生きている森に触れ、遊び、自然の不思議さに気づき、学ぶ。ここに今の時代、より必要なものがあると思います。生きるものに触れるからこそわかる学び。あなたはいつ子ども達に体験させますか?
子ども達に伝えたいこと
それは
自然の中では人間が一番ではない
ということ
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