「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」

『幼保連携型認定こども園 教育・保育要領』

主に 育ってほしい姿「健康な心と体」

         五領域「人間関係」より

​いつものように、園庭に遊びに行ったある日の

こと…。

園庭にいくなり、5才児の男の子が向かった先

は、1歳児のMくんのもとでした。二人で足元を

見てなんだかとても楽しそうな様子…。

私もカメラを構え近くに行きましたが、あまり

近づいてしまうと私の存在に気づき、やめて

しまうと思い、少し離れたところからそっと

見守ることにしました。

最初は1才児のMくんの様子を上から静かに覗き

込んでいましたが、だんだんとMくんの目線に

合わせ、優しい眼差しで見守ったり、話しかけ

てくれていました。

その姿を見て、私もほっこりとした気持ちに

なりました。

入園したころは、新しい環境への不安な思いと

頑張らなければという思いで沢山葛藤していた

5才児のSくん。

しかし、少しずつ友達に目が向くようになり、

友達という存在の大切さを知り、楽しさは

もちろん悔しさや悲しさという経験を積み

重ねる中で充実感や満足感を味わえるように

なりました。

この経験の積み重ねが今では幼い友達にも心を

通わせ喜び合うSくんの​心の成長につながって

いると思います。

人と関わる力を育む上では、自分のやりたい

事に取り組むことを基盤とし、友達と様々な

感情の交流をし、より生き生きとした深みの

ある人間関係を広げていく事が大切です。

これからもSくんが安心感の中で自己を発揮し、

さらに人間関係を深めていけるよう、Sくんの

目には見えない心の声を聴き、​共感していき

たいと思います。

※この文章・写真は、保護者様のご了解を得て

掲載しております。​