「日々の様子」

当園では、「キッズリー」を利用しています。

(キッズリーは「ルクミー」のサービスです)

保護者様には「キッズリー」をダウンロード

していただき、月のおたより・献立表や、

毎日の登降園状況・お知らせ等、そして日々の

クラスの様子も「キッズリー」を通して

保護者様とやりとりをして​います。

​その「クラスの様子」の一部をご紹介します。

 

令和3年4月8日

3才児さんのクラス投稿より

今日はお兄さんお姉さんと大冒険のお散歩の旅に出かけました。

山の坂道をお兄さん達を真似して登って行きます。

登りきると今度は自然の滑り台✨自分で滑ってみたり、お兄さんお姉さんと手を繋いで滑ってみたりと、大自然の中、思い切り身体を動かして遊びました。中にはたっぷりの枯葉を舞い上げて楽しむお友達の姿も…。帰りの道中疲れて足がもつれるあんず組(3才児さん)のお友達をやまもも組(5才児さん)のお姉さんが抱っこしてくれる微笑ましい出来事もありました。

園に戻ると「楽しかったねー💕」の声も聞こえてきましたよ。 疲れてご飯中眠くなるかなーと思いましたが、そんな心配は何のその。しっかりおかわりもして、お友達とおしゃべりしたり絵本を見ながらスヤスヤと夢の中へ…

大冒険を経験したみんなはどこか逞しくなったように感じましたよ

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植物学

 

令和3年4月20日

かりん(4才児)さんのクラス投稿より

先日は、大冒険の森でのお話でしたが、今回は子ども達の大切な森″こどもの森“(園庭)でのお話です。

昨年度より、絵本の世界からパン作りへとつながっていった「かりん」(4才児)さん。

端午の節句の由来の絵本がお気に入りになった子ども達は「こどもの日」に向けてイメージをふくらませ…「やってみたい!」と昨年、粉と向き合ってきた子ども達ならでは!柏餅づくりに奮闘中です。

「先生!これ・・パン❓パンじゃないよね・・なんか違うね。」と粉の感触、粉と水が混ざり合う感触が、パン生地の時と違うことに気づいたようでした! パン作りでは強力粉を使用しましたが、柏餅作りでは上新粉。 本日は上新粉がなく団子の粉を代用して、柏餅の生地作りをチャレンジしましたよ。「なんか、いい匂いがするよね! ほらっ 匂いを嗅いでごらん!」と、友達と楽しそうに生地作りをする姿がみられました。子どもの森に持ち出し、遊ぶ頃には生地が乾燥したのかボロボロに・・池から水をくみ、生地に水を足して、丁度いいあんばいにしようと思ったら 笑 ピヨよ〜ん 笑 失敗は成功のもと! 失敗したけど楽しかったね!

植物学
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令和3年4月26日

やまもも(5才児)さんのクラス投稿より

今回は、“色水研究所”(5才児保育室)でのお話です。

こどもの森(園庭)にも春がやってきて、色とりどりの花が咲き始めた頃。子ども達は「色水を作りたい!」とさっそく色水作りが始まりました。昨年度の色水作りの経験のある子ども達は、小さなすり鉢を使い、素敵な色水を完成させます。そして、今年はさらに花の種類の違いでの色の変化や不思議さに気付くようになり、その発見が毎回ワクワクな子ども達。保育室は、カラフルな色水でいっぱいに…。保育室はあっという間に“色水研究所”となりました。

「このお花だったら、キレイな色ができるかも…」と一人ひとりの女の子が、青い花で色水作りを始めます。すると「夜みたいな色ができた!」と黒に近い色水が完成します。次に、少しずつ水を足してみると…「おっ!宇宙の色~」と濃い青色が出来、大発見を喜びます。保育者が「ほんとだぁ、宇宙みたいに吸い込まれてしまいそう!」と言葉を掛けます。さらにもっと水を足してみたらどうなるのかな…とスポイトで1滴1滴、水を落としていきます。

「わぁぁ‼水の色だぁ」と完成した色水をキラキラした目で見つめる女の子。その様子をずっと一緒に見ていた、一人の男の子が「水の色ってどんな色なんだろう…」と不思議そうにつぶやき、保育者も「ほんとだね~水の色ってどんな色なのかなぁ」と言いながら微笑ましく見守っていました。

子どもは遊びの中で、いつも【仮説→実験→検証】を繰り返しています。「おもしろそう」「不思議だな」から始まり、やってみようと様々な経験を重ね、学びへとつながっていきます。5才児の子ども達も昨年度までの遊びの中での経験の積み重ねがあり、そして今の“色水研究所”を通して、水の量の違いでの色水の変化という物の性質に気付き、また、その発見を感性豊かな言葉で表現するという、さらに深い学びへとつながっています。

 

そして、男の子がつぶやいた言葉の持つ力…保育者が返した言葉の温かさ…

常に「なぜ?」という問いを持ち学び続けようとしている子どもに対し、私達は、すぐに答えを出そうとするのではなく、何に心を動かされているのかを理解し、同じ目線で一緒に学び続ける存在でありたいと思います。

植物学
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植物学

5月26日

ひよこ1(1才児)さんのクラス投稿より

 

今日もお部屋にパラパラ雨が降ってきました。

チャプチャプ気持ち良いねぇ♪

 お部屋の池の中にちゃぷん!と入るお友だち。

その様子を遠くから見ながら他の遊びをじっくり楽しむお友達。

それぞれが好きな遊びを楽しむ姿を大切にていねいに

関わっていきたいなぁと思っています。

 

シーツをじゃ〜ん!と持ってくると…

シーツの上にスズランテープの雨を沢山持ってきてくれました。

シーツをパタパタすると…

スズランテープの雨がフワフワ〜♪

雨さんが踊ってるみたいねぇ♪

喜んでいたら…

遠くからその遊びを見ていたお友達も来てくれましたよ。

 

少しの間でしたが、「いっしょに♪」 をニコニコ楽しめました。

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植物学

6月2日

やまもも(5才児)さんのクラス投稿より

 

登園するとお手紙が!!!

『こどもの森の木や枝は、みんなの手や足と同じ』

…それは鎮守様からの手紙でした。

※“鎮守様“とは、″こどもの森”の自然を守ってくれる神様のことです。

 

 さかのぼること約1年ほど前、今のやまもも(5才児)さんの中にスコップで木をエイッエイッと叩いていたお友達がいて その叩いたところに傷ができ、そこから菌が入って1年ほど治療をしていた楠木でしたが、治らず切断しなくてはいけなくなったとお話を聞きました。 「え、木死んじゃうの?」「なんかぐるぐる巻いてたもんね」と子ども達…。

鎮守様からのお手紙にも書いてあったように、「木にもみんなと同じように命があって生きているんだよ。みんなのようにおしゃべりはできないけど、痛いな〜と思っていたかもしれないね」とみんなでお話をし外に行って木を見てみることに。

「みんなこの枝に登ったりぶら下がったりして遊んでいたよね。でも、今日切ってしまうからもうできなくなるね…」と細くなってしまった木を見ながら話しました。

そして、いよいよ切断される時「怖い〜あんまりみたくない」「かわいそう」「今までありがとう」「もっと大きくなれたのにね」とみんなの思いが聞こえてきました。

木の断面を見せてもらい病気になっているところも実際に見ることができました。

 

その後、お部屋でお話をしてみました。

「みんな今どんな気持ち?どう思う?」と聞くと「かなしい、さみしい」「(木は)天国にいけたかな?」と子どもたち。

「そうだよね、みんなと同じで先生も悲しいし寂しいな。だからもうこんなことにならないようにどうしたらいいかな?」と尋ねると、「気をつけて遊ぶ!大切にする!お友達にも教えてあげる!」「 そうだね…、みんなの″こどもの森″は大切に遊んで欲しいし、今までたくさんのお兄さんお姉さんが大切に遊んでくれていたからこそ、今ある″こどもの森“でみんなが遊べているよね! まだまだこれからたくさんのお友達が遊ぶ″こどもの森“。みんなより小さいお友達にも遊んで欲しい!今大切にしないと遊べなくなるよね。今日の出来事は忘れないでほしいな」とみんなで意見を交わしながらお話をしました。

 

普段遊んでいる″こどもの森”は既製の遊具だけでなく 自然がたくさんあります。

今日改めて植物にも命があることを考えた子ども達、身近で切断される様子を見てそれぞれが感じたもの、そしてみんなで考たり子ども達の思いを聞いたり…。大切な大切な、大事な時間を過ごすことができたなと感じました。

これからもみんなと一緒に″こどもの森“で遊んでいく中で、いろんなことがあるかもしれません。そんな時一緒に考え、子ども達の思いや考えを聞きながら心も大きく成長していってほしいな、と思いました。

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 年長児さん(5才児)の運動会の取り組みのお話です。

競技内容も子ども達と考え、クラスの団体競技として2チームに分かれ練習をしていたある日のこと…。

 

9月10日(金)

練習が終わり、それぞれのチームがミーティングを始めました。

勝負に勝ったチームのミーティングをのぞいてみると…。

一人の女の子が、競技中走らずに歩いていたことについて話をする子ども達。

「どうして走らなかったの?」

「走ったら、もっと速くみんながゴール出来たのに!」

と女の子に思いをぶつけています。

しかし、女の子は黙ったままでした。

私はしばらく様子を見ていましたが、

〈このままでは…〉と思い言葉を掛けようとしたその時です。

Aくんが

「じゃぁ、おれがもっと速く走る!そして、負けていたらおれが抜かす!」と。

 その言葉に女の子も表情が和らぎ、チーム全体が“みんなで頑張ろう!”と気持ちが一つになりミーティングを終えました。

 

 

9月13日(月)

今日も団体競技の練習を行いました。

競技は次第に白熱していきます。

チームのみんなはもちろん、練習を見ていた他のクラスの子ども達や保育者達の応援にも力が入ります。

先日の女の子(Bちゃん)の番になりました。

今日もBちゃんは歩いています。

そして、声援が大きくなればなるほどBちゃんは周りが気になり始め、歩くスピードもゆっくりになっていきます。

ようやく次の走者にバトンを渡し、後走のお友達は懸命に走りましたが相手のチームに追いつくことが出来ず、今日は負けてしまいました。

 

みんなの表情から、負けたことへの悔しさが伝わってきました。

そして道具の片付けを始めた時、Aくんが

「やっぱり、Bちゃんが走らないからだよ」

と言いだしたのです。

するとチームのみんなが、

「何で走らないの?!」

と口々にBちゃんに思いをぶつけ始めました。

 

“自分達がBちゃんの分まで頑張って走る!”と先週までは勝って意気込んでいたチームのお友達。でも、〈負けてしまった〉という現実にぶつかった時、悔しさと腹立たしさの方が大きくなった様でした。

 

私はBちゃんの気持ち、そしてチームのみんなの気持ちを話し合うために、ミーティングの時間を設けることにしました。

 

 

始めはBちゃんへの不満がそれぞれに溢れだしました。

「何で歩くの?」

「Bちゃんのせいで負けた!」

「運動会、出たくないの?」

「ちゃんと走ってよ!」…

でも、そんな中、

「Bちゃんだけが悪いんじゃないよ」

と小さな声で思いを伝えるお友達も…。

しかし、みんなの悔しさはまだまだ収まりません。

 

ここで、私は「Bちゃんは、何で走らないのかな?」と呟きました。

 

すると、みんなは考え始めます。

「分かった!Bちゃんは、走らないといけないって知らないのかも」

と一つの答えを導き出しました。

 

「走らないといけないって知らなかったから歩いているの?」

とBちゃんの近くにいたTくんが尋ねました。

「そうじゃない!」

とTくんの顔をしっかりと見つめ答えるBちゃん。

その時のBちゃんの表情に、何か強い意志があることを感じた私は、もう少しミーティングを続けてみようと思い、そして他のお友達にも尋ねてみることにしました。

「Sくんも走りたくないって思うことある?」

「ある!」とSくん。

「どうして?」

「走りたくないって思うからだよ!」

とSくんははっきり答えました。

「そっかぁ。走りたくないって思うときもあるよね。

 教えてくれてありがとう」と私は伝えました。

 

 

すると、再びTくんが

「一人で走るのが嫌?恥ずかしい?」

とBちゃんの顔を覗き込みながら問いかけました。

「うん」と頷くBちゃん。

 

このやりとりを見ていたチームのお友達は

「じゃぁ…、誰かと2人で走る?」

「そしたら走れる?」

「2人だったらBちゃん走るってよ!」

とみんなの雰囲気も次第に明るくなっていきます。

Bちゃん自身も照れながらも、みんなの言葉に笑顔を見せ頷いたのでした。

 

 その後、BちゃんはMちゃんと2人で走ることが決まり、みんなで相手のチームに

「Bちゃんは2人だと走れるって言ってくれたから、Bちゃんは2人で走ってもいい?」と了解をもらいに行きました。

相手チームも「いいよ!」と快く返事をしてくれました。

そしてみんなは「明日からまた頑張ろう!」と。

私はこの子達の絆がまた、ぐっと強くなったような気がしました。

 

集団の中で様々な葛藤をしながらも互いに認め合い、一人ひとりが“自分らしさ”を発揮できる、このような協同的な学びとなるよう、これからも子ども達同士の対話を大切にしていきたいと思います。

そして、私自身も、常に子ども達の姿と対話をする気持ちを持ち続けていきたいと思います。

植物学
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